メインコンテンツブロックにスキップ

インドネシアのイド・アル=フィトル 作者:インドネシア新住民/丁安妮

近年では台北市で素敵な「イド・アル=フィトル」イベントを開催していただいて、その祝日に関するいい思い出が思い浮かびました。これからインドネシアの「イド・アル=フィトル」とはどんな祝日かをご紹介しましょう!

「イド・アル=フィトル」は約一ヶ月ぐらいの「ラマダーン」があって、「ラマダーン」では朝3時に食事して、4時からは「イムサック」(Imsak)となり、午後6時以後の「ブカプアサ」までの間には断食、禁欲、怒ってはいけない上に、クルアーンももっと読むべきです。夕方の「ブカプアサ」になって、まずはナツメヤシの実(kurma)またはバナナ汁(Kolakという芭蕉、サツマイモ、パームシュガーとココナッツミルクで煮込んだ料理)を食べてカロリーを補充し、礼拝を行ってから食事します。食事後またモスクに行って礼拝を行って、終わったらモスクは鼓を撃って(Tabuh bedug)、皆でクルアーンを読みます。ラマダーンの最後の日に、つまり「イド・アル=フィトル」の前の日はタックビランと呼んで、皆はモスクや村で大声で詠唱して、「イド・アル=フィトル」を迎えます。

「イド・アル=フィトル」の数日間、多くの人は故郷に帰って家族と一緒に過ごします。礼拝が終わって家に戻ったら、目上の人、家族やお隣さんに「「Minal Aidhin Walfaizdhin,Mohon Maaf Lahir dan Batin!」を言って、その意味は「心から許すことをお祈りします」、過去一年間犯した過ちを許して、新しい一年でまたリスタートするということです。家ではヤシの葉で包み込んだちまき(Ketupat)とチキンスープ(opor ayam)を食べて、どちらもおいしいです。おいしいものを食べる以外に、新しい服を着て、家を掃除し、墓参りにも行って、また友達やお隣さんの家で「イド・アル=フィトル」を祝って、皆はたくさんの食べ物を持ってきて一緒にシェアします。

台湾に嫁いだ後は台北のモスクで家族や友人と「イド・アル=フィトル」を祝って、現場では東南アジアの歌を歌ったり、ハラール料理もたくさん堪能できるし、本当に最高です!

インドネシアのイド・アル=フィトル


作者:インドネシア新住民/丁安妮