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4/2022 マレーシアウェーサーカ祭
ウエサク祭(Vesak)は南伝仏教が仏教の創始者釈迦の誕生、成道、涅槃を記念するため行われる伝統的な祭りである。北伝仏教は仏顕日と称する。
仏陀は5月の満月の日に誕生し、35年後の5月の満月の日にピッパラ樹の下に悟りに達した。偶然の一致ともいえるように、涅槃の日も5月の満月だった。同じ日ではなかったが、全部5月の満月の日に発生した共通点があるゆえに、後世の仏教徒たちは毎年5月の最初の満月にウエサク祭をお祝いすることとなった。仏教の栄える東南アジア、南アジアの国々、例えばスリランカ、ネパール、タイ、カンポジア、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベンガルなどの仏教徒たちは、年に一度のこの日に盛大なお祝いイベントを行っている。1950年から、世界仏教徒連盟がウエサク祭を正式に国際的な祝日に承認し、国連も1999年で開催された第54回大会でウエサク祭を国際的な祝日として承認した。