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愛 の 通 帳

国立空中大学兼任助教 張壽松

お金ではなく、「愛」を入れる通帳があります。入れるほど多くなり、利息までが付く愛は、この通帳の上に全部現れる。

    「帽子の歌姫」という愛称がある鳳飛飛さんの一曲「愛してるが言いづらい」には、「愛してるが言いづらい 君は私を理解できるか」という歌詞があり、その歌詞の答えは多分知らない、または全然知らないでしょう。なぜなら愛は言うこと、すること、貯めることからです。

    ポジティブ、励ましの言葉で家族への関心を表しましょう。例えば心から「お疲れ様でした」、「ありがとう」、「頑張って」、「ごめんなさい」などを言い、または尊敬するような気持ちで「いいね!」、「よくできた」、「とても似合うよ」、「おめでとう」などを言い出し、互いに無限の愛をあげて、もらって、それこそが愛をためる表現なのです。

    家族で毎日少しでも共同の時間を過ごし、互いの気持ちと考えをシェアして、返事と支持も忘れずにやりましょう。または一緒に好きなことをするのもいいと考えられます。例えば本を読むことや絵を描くこと、歌を歌うこと、部屋を整理することや運動することなど、家族全員で親密な関係や愛を感じて、それも愛をためる表現なのです。

    特別なプレゼントを家族に送り、自分の愛を十分に表現しましょう。もし普段は家族たちがいつも持っている物や、テーブルに置く物、ベットの上に置く物など好きな物、欲しいものをよく観察すれば、必ず家族に喜ばせ、感動させるプレゼントを選べられます。それで家族が君の愛を感じられるでしょう。それも愛をためる表現なのです。

    心から家族のために何かを手伝い、報いは一切不要で、例えば汚れたものを洗ったり、車の安全を確認したし、健康情報を提供したりすることで、家族に深い関心を寄せて、「家族のため」というメッセージを伝えることも、愛をためる表現なのです。

    親密ながら合理的な身体的接触も、家族への善意と愛を示す表現の一つです。例えば手をつないたり、背を叩いたり、腰を支えたり、軽くハグしたりするなど、家族に距離感ない親密と、友好的な愛を感じさせるのが、愛をためる五つ目の表現です。

    ほら、愛の通帳には所有者の「ポジティブ言葉」、「幸せな時間」、「用意周到のプレゼント」、「サービス精神のある行動」、「親密な接触」など、愛の硬貨が貯めていますね!重なりますが、愛は言うこと、することと貯めることで、毎日のように愛をためていきましょう。愛の貯金は家族に喜ばせ、愛をためることで皆に幸せになります。喧嘩する時も、貯めた愛で問題を解消できます。幸せへの追求は全ての家庭の願いで、愛の通帳はその保証になります。