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新住民子女が直面する勉強問題–孤独児への気配り

浜江小学校学務務主任 蔡朝現


    クラスには常に学習状況が悪く、口数が少ない、人間関係がうまくいかないなどの子供が見かけているが、このような子供が一部の新住民の家庭だけでなく、一般の家庭でも起こり得ると強調する必要があります。その原因は、子供自身の性格や家庭教育、両親間の関係など様々です。

    東南アジアからの新住民は、結婚仲介によって結ばれた場合、台湾の家庭内での地位が低いことがよくあります。運が良いと、台湾には妻を尊重し愛する良い夫がいます。このような家庭で育った子供たちの人格発達には問題がない傾向があります。それに対し、運の悪い場合、妻に敬意を払わない家庭に嫁ぐ場合、どのような日々を送るかは容易に想像できるでしょう。子どもたちが雰囲気の悪い家庭で成長したら、学習と適応の道は非常につらくなります。

    学習と適応がうまくいかない子供たちには、学校で心理的な構築を手助けし、積極的な表現と努力的な学習を奨励することで、家族からの非難を避けるようにしています。学校とクラスの先生は、できる限り子供たちにサービスやパフォーマンスの機会を提供しようとしています。例えば、衛生委員会、司会、陸上部、球技部など、子供が拒否しない限りだいたい参加させます。子供に舞台を提供することで、彼らは自信を持ち、家族も非難することなく子供を育てるようになります。

    家庭内での変化(例えば、家族の離別、経済的な困難など)に直面した子供たちは性格が急にに変化し、無口、ゲームに夢中、入浴しない、勉強をしないなどの行動が現れるというのがよくあります。支援者が介入し、子供を心配しても、行動改善の効果が限られています。そのため、校内で一人でさまよっている寂しい子供がよく見られます。このような場合、学校の専任教師は積極的に支援し、適切な時に家庭訪問を行い、子供の学校での様子や学習状況を家族に知らせ、家族に子供をサポートする力を与えるよう努める必要があります。もし家庭が支援を必要としている場合、資源を提供して家庭が困難を乗り越える手助けをします。

    このような孤独児が学校を卒業したり、学習環境を変える場合、両校は学習とケアについて密接に連携し、新しい学校は特にこのような子どもに注意を払う必要があります。人生の旅は決して孤独ではなく、多くの人々が黙って関心を寄せています。何か問題があれば学校の先生に相談してください。学校の先生と家族はあなたの強い味方となります。