台北市新住民専用コーナー日本語バージョン

古亭中学校補導主任王培玲

この数年、相談室で働いていると、新住民子女が当地の社会に溶け込むため、教育では言語や文化、歴史、社会常識などの知識を身に付ける必要があると気づきました。また、思考力、チームワーク、創造力なども培わなければなりません。

    特に現代社においては、創造力・思考力の向上が重要だと思われています。以下は子どもの創造力・思考力を向上するいくつかの方法を挙げます。

1.    想像力豊かな子どもを褒める：子どもに自由に発揮させ、想像力を制限せず、あらゆる可能性を創造させます。

2.    好奇心を育てる：子どもに質問をすることを励まし、周りの物への好奇心育て、世界を探索させます。

3.     多様な体験を与える：色んな手工芸を作ったり、イベントに参加したりとか、子どもに様々な物事を体験させ、創造力を豊かにします。

4.     自主学習の時間を与える：子どもに一人で何かの課題を完成させ、その中で自主学習の時間を与えることで、独立思考の能力を身に付ける。

5.     芸術を勉強することを励ます：芸術は子どもの創造力を養うことができる他、自分の意見を述べることもできるようになれます。

6.     子どもの思考を刺激する：子どもに挑戦する機会を与え、その過程で問題をどう解決するかを考えさせ、思考能力を刺激します。

7.     子どもの努力を褒める：子どもの努力を励まし、成果を褒めてあげることで自信をつけて、創造・思考力をさらに向上させます。

    今年教育局の重要政策と方針の一つはまさに子どもに自主学習の時間を与えることです。以下の方法から参考できます。

1.    適切な学習リソースを提供する：書籍、ネットソース、教材など、子どもに自分で学習リソースを選択させます。

2.    子どもに自分の学習需要と考えを言うことを励ます：子どもに自分の学習需要が重視され、支えられることをわからせることで、子どもに自主学習の意欲を高めます。

3.    積極的な勉強環境を作る：例えば静かなスペースを提供したり、積極的な雰囲気を作ったりして、子どもが心よく勉強することができます。

4.    子どもに十分な自主権を与える：子どもに自分で勉強の順番と方法を決めさせるとか、自主権を与えることで、勉強意欲を高めます。

    また、子どもをどう褒めるかも親と教師の課題の一つです。それについては以下の方法をお勧めします。

1.     子どもの成果だけでなく、努力の過程も褒めてあげましょう。

2.     子どものよくやったところと長所を着目し、ちゃんと見ていることをわからせます。

3.    子どもに試すことと挑戦することを勧め、子どもを信じるという意思を伝えましょう。

4.    役に立つアドバイスを言って、子どもに自分がよくやったところと改善できるところをわからせましょう。

5.    積極的な言い方としぐさで褒めることで、子どもに親の誠意と関心を感じらせます。

    子どもの生涯は長い勉強の道を歩くので、親はまずいい学習習慣をつけて、学習リソースを提供し、積極的なコミュニケーションを交わすことで、子どもの学習と成長を促進できます。また、子どもに自分の趣味や才能を発展することを励まし、相応の機会を与え、新しいスキルと知識を身に付けさせましょう。