放送局中国語・フィリピン語番組パーソナリティ
名前:何薇薇
国籍:フィリピン
私はちょうど40歳になり、新しい人生の章が始まりました。最近、2軒目の家を購入し、その目標に向かって努力しています。仕事面では、ラジオ業界で徐々に認知され、長年の努力が新たなマイルストーンに達したことを嬉しく思っています。
昔、学校では、自分の第二言語を使って社会で活躍することは考えていませんでした。当時、学校には新住民の子供はほとんどおらず、「新住民」という言葉自体も後に生まれたものです。幼稚園の頃から学校では私は異端児でした。先生が教室に入るとまず私の彫りの深い顔と黒い肌に目が行きました。グループ写真を撮る時はいつも無意識に頭を下げてしまい、自信がとても欠けていました。しかし、幸いにも私は健全な家庭に恵まれていました。父は母より20歳年上の軍人で、一人っ子の私は非常に独立心と勇気を持つように育てられました。母はフィリピンで父と真剣に付き合った後に結婚を決意したので、私は幼い頃から母とはフィリピン語で、父とは中国語で話していました。二言語は私にとって非常に生活に密着した自然なものでした。
以前は、家で誰も宿題を手伝ってくれないため、学業で他の生徒についていけるか心配でした。そのため、同級生よりも一生懸命勉強しなければなりませんでした。幸運にも医療技術系に進学し、卒業後は病院で1年間検査技師として働きましたが、性格的に一日中検査室で顕微鏡に向かう仕事には向いていないと感じ、別の道を探すことにしました。その後、友人の紹介でラジオのオーディションを受け、ちょうど人手不足だったため、ラジオパーソナリティの職を得ました。その後、フィリピン語のラジオ番組が必要となり、友人の勧めでそのホストにもなりました。こうして偶然にも2つのラジオ番組を持つことになり、現在もラジオ番組のファンページを運営しています。時折、司法通訳の仕事も引き受けています。現在は、労働部の部署で労働相談と苦情の対応を行うオペレーターとして働いています。これは大きな業績ではありませんが、新住民の第二世代として励みになる話だと思いますし、この社会に貢献できると信じています。自分の能力を信じて、頑張ってください!