メインコンテンツブロックにスキップ
首都:ジャカルタ

言語:インドネシア語

国花:ボルネオソケイ

宗教:イスラム教 (85%以上)

幣制:ルピア(Rupiah)

地理的位置
インドネシアは世界最大の群島国家。17,508個の島嶼で構成され、約6,000島に人が居住する。陸地の総面積は約192万平方kmで、世界第13位。海域面積は約800万平方km。インドネシア群島は北緯6度から南緯11度、東経94度から141度の間に、東西に5,120km、南北に1,760kmにわたり分布し、赤道が国土を貫く。アジアとオーストラリアとの架け橋で、太平洋とインド洋間の要衝であり、戦略的に重要な地位を占める。また天然資源が豊富で、主要国に重視されている。
歷史概況
2世紀には中国商人がジャワ人と交易しており、7世紀にはジャワ島中部に高度な文明を持つ仏教王国があった。13世紀、アラブ人がジャワ島とスマトラ島にイスラム王国を建国。17世紀以降オランダ人が340年余り統治した。インドネシアは第二次世界大戦中、一時日本に占領されたが、戦後の1945年8月17日独立を宣言した。しかし、島嶼間の交通が不便で、政党間の利害が衝突し、群雄割拠の局面に突入した。この機に、再植民地化を狙ったオランダがインドネシアの独立を認めなかったため、独立戦爭が勃発。国連の調停を経て、オランダは1949年12月27日にインドネシアの独立を承認し、国連は1950年9月28日、インドネシアの国連加入を承認した。

祝祭日

独立記念日(Hari Proklamasi Kemerdekaan)(国定休日)
8月17日はインドネシアがオランダ殖民政府の統治を脱した日。国旗掲揚式典の後、パレードが行われる。

ラマダン(Ramadan,Bulan Puasa)
一般的にイスラム教徒にとって最も重要な日で、イスラム教曆の概ね9月にあたる。期間中は每日日の出から日没までイスラム教徒は断食する。レバラン(Lebaran, Idul Fitri)はラマダンの最終日で、2日間にわたり祝賀行事が行われ、全国半数以上の地区がにぎわう。

ニュピ(Nyepi)
ニュピはバリ島(Bali)の新年で、西曆と相似するサカ曆(Saka)によれば、第九月新月後の一日。バリ人は瞑想、懺悔でこの日を祝い、インドネシア人は「ニュピ日」と呼び、華人は「靜穆節」と呼ぶ。ニュピ当日、すべての人は家で静かに瞑想し、火を使わず食事せず外出しない。夜は点灯が許される。熱狂と静寂がコントラストをなす祝日。

競牛祭り
競牛はマドゥラ島(Madura)民が愛好する観賞性スポーツ。温和ながら刺激性も備える競技で、村民は8~9月に予選を行い、優勝した牛が9月下旬に、マドゥラ島最大の都市、帕美克珊で勝負する。

魚獲り祭り
ロンボク島(Lombok)のササク族伝統の魚獲り祭りは、現地の民間伝承を起源とする。每年現地曆の10月20日午前、人々は海に出て公主魚(公主魚は紅、黄、白、緑の色の海魚で、ムカデに似ており、食用可。肥料にもなる。出漁期になると、魚採り祭りの日)を獲り、漁の状況により、その年を占い、収穫を予測する。

灌仏会(Hari Waisak)
灌仏会は仏教界で重要な祭りの一つ。1983年、インドネシア政府は 「灌仏会」を国家の祭日と定め、5月の月圓日に仏陀の誕生、成道と涅盤を祝っている。

華人の新年
インドネシアの華人は長く蔑視され、30年間にわたり当局から旧暦新年の公開での祝賀を禁じられてきた。2000年、インドネシア政府は1967年実施の華人対する新年祝賀禁止令を廃止し、2002年には正式に、春節をインドネシアの公的な祝日に定めた。

カルティニの日
インドネシアの民族運動、女性解放運動の先駆者、政府は 1964年でカルティニの誕生日4月21日を「 カルティニの日」と制定し、そしてカルティニの功績を称える歌も作られました。毎年4月21日には、女性たちはインドネシアの伝統衣装を着て、「カルティニの歌」を歌って祝いします。
 


出典:中華民国外交部、台湾新移民成長ケア協会